言いたいことはたくさんあるのに、思うように英語が話せなくて悔しい……。
あの人はスラスラ話しているのに、どうして私は英語が話せないんだろう……。
そもそも何が言いたいかも分からなくて、悔しい……。
そんな悔しい思いをした経験をして、そんな自分から抜け出したい!と思っていませんか?
英語が話せなくて悔しい思いをしているのは、あなただけではないんです。
みんな悔しい思いをしているから、落ち込まないでくださいね!
実は、そんな悔しい思いを経験したあなたは、今がまさに英語力を爆上げする絶好のチャンス!
当記事では、経歴8年以上の元英語講師の筆者が、日本人が英語が話せない5つの理由と、英語を話せるようになるためにするべき6つの勉強法を、ご紹介します。
私も、アメリカに住んでいながら5年間も英語が話せない期間を経験し、たくさん悔しい思いをしてきた一人です。
日本で英語の学び直しをしている人も、留学生活で苦労している人も、駐在で辛い思いをしている人も、共通した「英語が話せない」悩み。
身につけた英語力は違うけれど、同じ悩みでみんな悔しい思いをしています。
・日本人が英語を話せない理由が分かる
・英語が話せるようになる勉強法が分かる
・英語が話せるようになりたい人におすすめの参考書が分かる
当記事を通して、今感じている悔しい思いをモチベーションに、英語学習を加速させるお手伝いができたら幸いです♪
なぜ日本人は英語を話せない?5つの理由を解説
なぜ私たち日本人は、英語が話せないのでしょう?
EFの2023年のEPIデータでは、日本人の英語の熟練度/能力指数(preficiency)はとても低い評価を受けています。
なんと、世界113ヵの国と地域の中で、87位という結果。
EF EPIとは……
EFは、Education Fastというスウェーデンで創立された世界最大級の語学学校の略。
ちなみに日本にもオフィスがあります。
EPIは、English Proficiency Indexの略で英語能力指数を国や地域によって測ったランキング。
世界規模の成人の英語脳力ランキングとして、参考にされることの多いです。
この結果には、さまざまな理由があります。
まずは、なぜ私たち日本人は英語を話せなくて悔しい思いをしているのか、理由を解明して行きましょう。
ここでは、5つの主な理由をご紹介しますよ。
英語初心者からTOEIC800点以上の方まで、英語が話せない方は上記の5つの理由の全て、またはどれかが当てはまります。
まずは、「5つの理由」と「自分が英語が話せない理由」を照らし合わせてみてくださいね♪
英語が話せない理由1:英語と日本語はそもそも全く違う言語
実は、日本語は英語と最もかけ離れた言語の一つと言われているほど、英語とは全く違う言語なんです。
日本語と英語が大きく違うところ
・文法
・発音のルール
・音の周波数
・言語と深い関係性を持つ文化や考え方 など
そんな英語を習得するのは至難の技。
この「日本語と英語の大きな違い」こそ、私たち日本人が英語が話せない一つ目の理由です!
英語を習得するために、私たち日本人は約3,000時間の英語学習が必要と言われているんですよ!
1ヶ月で英語がペラペラに!
1日15分で簡単に英語が話せるようになる!
簡単に英語が話せるようになると思っていたら、要注意です!
過去の私も、アメリカ留学すればすぐに英語が話せると思っていました……。
学校で私たちが習う英語の授業時間は約1,000時間なので、高校卒業時点で残り2,000時間は英語学習を続ける必要があるのです!
日本語は英語と全く異なる言語だから、コツコツ積み重ねていく必要があると認識した上、英語学習に取り組むと学習の姿勢が変わりますよ!
【日本人が英語を話せない理由①】
日本語は英語と全く違う言語だから。
習得するまでに約3,000時間も必要。
英語が話せない理由2:基礎的な英語力が足りていない
日本人が英語を話せない2つ目の理由は、「基礎的な英語力が足りていないのに英会話に力を注いでしまうこと」です。
よく使う英会話フレーズを暗記しても、残念ながら英語は話せるようになりません。
日本に住みながら、英語を学んでいる私たちは、しっかりと基礎的な英語力を身につける必要があります。
同時にリスニング力を向上する勉強を取り入れるとさらに効果大ですよ♪
【日本人が英語を話せない理由②】
中学卒業レベルの語彙力、文法理解、そしてリスニング力が身に付いていないから。
まずは、中学卒業レベル(英検3級レベル)の英語力を身につけよう。
英語が話せない理由3:間違えるのが怖い完璧主義だから
間違えるのが怖いから、何から話したらいいか分かりません。
言いたいことはあるけど、間違えたくないからなかなか勇気が出ません。
そんな風に考えてしまって、英語を話すことに一歩踏み出せずにいませんか?
実は私も、間違えるのが怖くて英語が話せなかった一人です。
- 相手の反応が怖かった
- 周りの私より英語ができる子たちと比べていた
- 自分の意見を否定されるのが怖かった
- 頑張って英語を話そうとする姿が恥ずかしかった
私は、こんな感情のせいで5年ほど貴重なアメリカ生活を無駄にしました。
みなさんには、私のような遠回りはしてほしくありません!
私が、「間違えても良いんだ!」と思考を変えた時、私は英語を話せるようになる扉を開いたと確信しています。
・言いたいことの30%が伝わればOKとする
・発音が聞き取ってもらえなかったらスペルで伝えれば良い
・ネイティブだって完璧な英語を使う訳ではない
・世界の80%ほどの英語スピーカーはネイティブスピーカーではない
・他人と比べないで、過去の自分と比べる
「間違えてもいいだ!」と思えたら、その瞬間から「話せた経験」が積み上がっていきます!
さらに言うと、間違える経験を積めば積むほど、英会話力はアップしますよ!
だから、勇気を出して間違えることを自分に経験させてあげてください♪
【日本人が英語を話せない理由③】
間違えることが怖い完璧主義だから。
ネイティブでも完璧な英語を話す訳ではない。間違いを積み重ねることが英会話力アップの近道!
英語が話せない理由4:圧倒的に学習時間が足りていない
短時間・短期間で英語が簡単に習得できる!
そんな魅力的な言葉や情報がそこらじゅうに溢れています。
もしこれが本当なら、日本中の日本人がもうすでに英語がペラペラなはず!
「英語が話せない理由①」でも説明したように、英語と日本語は全く違う言語なのです。
英語を習得するためには、3,000時間という学習時間が必要!
さらに、日本と英語圏の国々とでは、言語と深い関わりを持つ文化的な背景や考え方も大きく違います。
無駄を省いて効率よく英語を習得する方法はあっても、簡単に短期間で習得することは残念ながらできないのです。
効率よく効果的な英会話の勉強法がいますぐ知りたい方はこちらからジャンプ
英語のスキルは、習得するのに時間がかかる、スポーツみたいなのです!
プロ野球選手が、数週間でプロになれないですよね?
毎日のように素振りの練習をして、毎日のように基礎トレーニングを積み重ねた結果。
時間はかかりますが、英語も同じように習慣化して継続すれば、必ず話せるようになります♪
簡単な方法、短い時間での英語学習を求めるばかりに、十分な英語学習時間が取れていない場合があるので注意しましょう!
【日本人が英語を話せない理由④】
簡単で短時間で英語習得できると勘違いして、十分な英語学習時間が取れていないから。
近道はありません、毎日コツコツ積み上げることが結局大切。
英語が話せない理由5:自分の今の英語力を理解していないから
当記事で紹介する最後の英語が話せない理由は、「自分の今の英語力を理解していないこと」です。
自分の英語力がどの程度か認識していますか?
自分は何が出来ていて、何が出来ていないのか分かっているでしょうか?
ちなみに過去の私は、全く分かっていませんでした。
なんとなく、英語の勉強になるだろうと思うことをしていたんです。
・学校の教科書に出てくる難しい単語を調べまくった
・映画を英語字幕で観る
・ラジオを流す
・単語を追うだけで読解していない読書
・日本語と英語をごちゃ混ぜで話す
英語学習をしていたようで、全く英会話力には結びつかない英語の勉強です。
英語が話せるようになるために、自分は何が出来て、何が出来ていないのか、いま一度確認してみてくださいね♪
また、さまざまな英語学習者の方たちが難しすぎる教材を使っていたり、いろいろな教材を使っていたりするのを見ると、「もったいないな〜」って思います。
英語の学び直しや英語初心者は、少し簡単と感じる教材や書籍から始めると、達成感が味わえるので継続や習慣化に繋がるからおすすめですよ!
【日本人が英語を話せない理由⑤】
自分の英語力を理解していないから、なんとなく英語学習をしている。
英語を話せるようになるために自分に不足していることを確認したら、まずは少し簡単と感じる教材や書籍を使って英語学習を始めましょう。
英語が話せなくて悔しい思いをした筆者の実体験
ここでは、私が英語が話せなくて悔しい思いをした実体験を3つご紹介します。
今、英語が話せなくて悔しい思いをしているあなたに、「あなただけじゃないですよ」とお伝えできたら嬉しいです♪
今感じている「悔しい」という感情は、英語を学ぶモチベーションになります。
もっと頑張りたい!
次こそは、話せるようになるんだから!
「悔しい」と感じていること自体が素晴らしいです!
まずは、「悔しい」と感じられている自分を、「悔しいって思えているなんてすごいじゃん!」と、褒めてあげてくださいね♪
実体験1:飛行機で水を頼んだらコーラが出てきた
高校2年生の夏に、海外航空会社の飛行機で飲み物(水)を注文した際の出来事です。
水が飲みたかった私は、コーラではなく水を頼みました。
Water, please.
そんな私に客室乗務員の方が手渡してくれたのが、まさかのコーラ!
ちなみにコーラは、カタカナ英語だから英語では”coke”ということは事前に知っていました。
※コーラは英語で”coke“と言います。
または、固有名詞の”Coca-Cola“でもOKです。しかし、”cola”は一般的ではありません。
日本人がコーラを”cola”と頼んでくるのを、この客室乗務員の方は何度も経験されていたんでしょうね。
実際”water”は、日本人が発音しにくい英単語の一つですが、衝撃すぎてその時は笑うしかありませんでした。
英語が話せていたら、「コーラじゃなくて水が欲しいです。」とはっきり伝えられたでしょう。
しかし当時の私は、「私の発音が悪かったし、英語が話せない自分が悪い。」と、頂いたものを飲むしかありませんでした。
実体験2:大学のグループワークで発した言葉は”OK”だけ
渡米3年目の夏、4年制の州立大学に編入したときの実体験です。
大学では、グループワークの多い学部を選んでしまったため、ネイティブのクラスメイトと授業外に打ち合わせをすることが多々ありました。
1対1ならなんとかなるのですが、4〜6人のグループワークとなると私は蚊帳の外です。
あれよあれよという間に、テーマが決まり、あれよあれよという間に役割分担が終わります。
30分ぐらいのミーティングで私が発した言葉は”OK“だけ!
自分の意見を英語で伝えられない悔しさと、グループワークに貢献できていない自分がとても恥ずかしかったのをよく覚えています。
実体験3:「何を考えているか分からない」と彼に言われた
大学生の時に付き合っていた彼に言われた言葉が、今でも私の中で強く印象に残っています。
“I don’t know what you are thinking.” (キミは何を考えているか分からない。)
文化や価値観の違いが壁になり、お互いを理解するのが難しかった頃、一方的に言われることが多かった私。
英語のスピーキング力もまだまだな私は、彼に自分の思いを伝えることが出来ませんでした。
そもそも今まで、自分の思いを伝えることをしてこなかったので、自分の思いや考えが何なのかすら分からなかったんです。
今までの私……
・人に合わせてきた
・人の目を気にして生きてきた
・自分の意見を持っていなかった
そんな、典型的な日本人と言っても過言ではなかった私。
自分でも何を言いたいのか分からなかったので、言い返すことが出来ませんでした。
英語力以前の問題ですが、自分の考えをきちんと言語化できなければ、英語で自分の気持ちや思いを伝えることはできません。
なんとなくでは、ダメなのです。
彼からの、「何を考えているか分からない」という言葉は、「悔しい経験」でもあり、自分の考えを持っていない自分に気づいた衝撃的な経験でした。
ここでご紹介した3つの実体験以外にも、数えきれない悔しい思いや恥ずかしい思い、やりきれない思いを経験してきました。
しかし、このような経験のおかげで今の私がいます!
たくさん失敗して、たくさん悔しい思いをして、目指す英語力・スピーキング力に近づいていきましょう♪
英語が話せるようになる6つの勉強法
ここまで、私たち日本人が英語を話せない理由や、私の悔しい思いをした実体験をご紹介しました。
筆者の悔しい思いをした実体験に戻りたい方はこちらからジャンプ
ここでは、気になる英語が話せるようになるためにするべき6つの勉強法について解説していきます。
英語が話せるようになりたい人は必読ですよ♪
英語勉強法① 英語学習を習慣化して継続する
英語の学び直しを考えている人、英語学習をスタートする人に必ず伝えるのが、「英語の習慣化」と「英語学習の継続」です。
英語が話せない理由のところでも触れましたが、英語はとても日本語からかけ離れた言語。
簡単に英語が話せるようになる魔法は存在しません!
習慣化するために、まず取り組みたいのが……
1ヶ月では長すぎるし、1日では短すぎて学習の流れがイメージしにくいです。
1週間のスケジュールだと、仕事や学校のスケジュールやプライベートな予定なども明確なので学習スケジュールも立てやすいですよ!
意識的にまとまった時間60分〜90分ぐらいを英語学習の時間として作りましょう。
毎日できることが理想ですが、ムリをして体調を崩してしまったら本末転倒。
SNSの時間やTVの時間など、英語学習に使える時間がないかを一日の流れを見える化してみるのがおすすめです!
そして、1週間のスケジュールが決まったら、それを続けてください!
びっくりするほど英語力を身につけた「未来のあなた」が待っていますよ♪
・英語日記(まずは3行日記から始めてみましょう)
・NHK英語講座(放送スケジュールが決まっているから習慣化に最適ですよ)
・一つの教材をやり切る(コロコロ教材を変えていたら気持ちも切れちゃいますよ。)
英語日記は3行からでも十分です。
気軽に始められるし、アウトプットとしても効果的。
毎日の習慣にするためにも、やはり日記はとっても有効です!
詳しい英語日記の書き方が知りたい方はこちらの記事も読んでみてくださいね♪
2024年度は9つの英語講座を放送中のNHK英語講座。
NHK英語講座は英語の習慣化に最適です!
放送スケジュールが毎日決まっているから、英語学習の習慣化にピッタリです。
特に、独学で英語を学び直していて、なかなか一人では決めたスケジュール通りに取り組めない方におすすめ。
NHK英語講座について知りたい方はこちらの記事も読んでみてくださいね♪
最後に、ぜひ取り組む書籍や教材は一つに絞りましょう。
教材をコロコロ変えてしまうと、気持ちも切れてしまいます。
初めから、「一冊やり切るぞ!」との思いを強く取り組みましょう。
語彙、文法、リスニング、ライティング、スピーキング、リーディングなど、項目別に数冊取り組むのはOK。
しかし、一つの教材で複数のカテゴリーをカバーできないか一度考えてみるのも良いでしょう。
<例> リスニングに教材で、リーディングやスピーキングも取り組んでみる。
英語勉強法② 中学レベルの英語力を身につける
二つ目の英語を話せるようになるための勉強法は、「中学レベルの基礎英語力を身につける」です。
学校で学ぶ英語は使えないんじゃないの?
確かに学校英語だけでは残念ながら、英語を話せるようになれないです。
私も、日本の学習指導要領に疑問を持つひとり。
学校指導要領とは……
文部科学省が告示している、小学校・中学校・高校で教える各教科の目標や内容をまとめたもの。
しかし、日本で日常的に日本語を使って生活している私たちは、中学レベルの英語力は身につけておかないと、その先の使える英語の習得には結びつきません。
英語を話せるようになりたいなら、まずは中学卒業レベルの英語力、特に語彙力と文法理解力は完璧に身につけてくださいね。
英語勉強法③ リスニング力を身に付ける
英語を話せるようになりたい人におすすめの勉強法その3は、「リスニング力を身につける」です。
英語勉強法②で解説した、中学卒業レベルの語彙力と文法理解力の他に、リスニング力が身に付く学習もしましょう。
そもそも、聞き取れない英語は話すこともできません!
逆に、聞き取れる英語は、話せるようになるのです!
また、相手が何を言っているか理解できなければ、英語で話す以前にスムーズなコミュニケーションは難しいでしょう。
リスニングは英語の基礎。
そして、リスニングは、習慣化して継続しないと、すぐに聞き取れなくなってしまいます。
そのため、英語学習の継続の大切さも、リスニング力アップと同時に身をもって経験できるでしょう。
リスニング力を身につける勉強法が知りたい方はこちらの記事も読んでみてくださいね。
英語勉強法④ 英語にする前に日本語の言い換えをマスターする
英語の学び直しをしている大人の方に共通しているのが、「頭にパッと思いついた日本語を英語に訳そうとすること」です!
難しすぎる日本語や日本語独自の言い回しを一気に英語に訳すことは困難です。
まずは、頭に浮かんだ日本語を小学生でも理解できるような簡単な日本語に言い換えてみてください。
これが、私たち日本人が英語が話せない理由の一つ!
意外と、簡単な日本語への言い換えができていない人が多いんです!
実際のネイティブとの会話では、この言い換えが瞬時にできるようにならなければいけません。
そこで、まずは言い換えをするトレーニングをするクセをつけてください。
「これって英語でなんて言うんだろう?」と思ったら、小学生が理解できるレベルの日本語に言い換えて英語訳できないか考えてみましょう。
言葉のもっている「意味」を考えると、言い換えがしやすいですよ。
英語勉強法⑤ 積極的にアウトプットする
次におすすめの勉強法は、「積極的なアウトプット」です。
英語初心者も、英語学び直しの方も、みんなやった方が良いのが「積極的なアウトプット」!
積極的なアウトプットの例
・声に出してたくさん練習。
・スムーズに言えるようになったら、書き出し。
・参考書や書籍についている音声ダウンロードやCDの言葉を何度もリピート。
また、継続してリスニング力がついてくると、ネイティブの使う「教科書にのっていない英語表現」に気づけるようになります。
書籍などでも、ネイティブがリアルに使うフレーズなどを紹介しているものもありますよね。
中学英語の基礎が身に付いたら別のアウトプットを始めよう!
・聞き取れたネイティブの使う英語
・書籍に紹介されているフレーズや英語表現
・使えるようになりたいと思った英語の言い回し
これらを実際にたくさんアウトプットしましょう!
人前に使うのが恥ずかしかったり、話し相手がいなかったりする場合は「英語の独り言」がおすすめです!
その他にもオンラインスクールに通ってみるのも良いでしょう。
人前では緊張する人は、AIの技術を駆使したAI講師によるオンライン英会話サービスもあるので、利用してみることをおすすめします!
日頃から、英語を口に出していないと、いざというときには口が勝手に動いてくれません。
英語が話せるようになりたいなら、大量のアウトプットは必須です!
恥ずかしがり屋さんにおすすめのAIオンラインスクールについてはこちらを読んでみてくださいね!
英語勉強法⑥ 英語で自分の興味のあることを学ぶ
6つ目の英語が話せるようになるための勉強法は、「好きなことや興味のあることを通して英語を学ぶ」です。
英語を学ぶことも大切ですが、英語で学ぶと英語力がぐんぐん上がります!
好きなことや興味のあるものについて、英語で学ぶメリットはたくさんありますよ。
例えば……
・すでに知識があるので英語でも内容が理解しやすい。
・話すことが苦じゃない、なんなら話したい。
・関連フレーズや単語がスラスラ入ってくる。
もともと好きなジャンルだと、予備知識があるため英語学習にもおすすめです。
全ての単語が理解できなくても、大まかな内容は理解できるでしょう。
英語が聞き取れた!
この経験を積み重ねることこそが、リスニング力アップの秘訣です。
あなたが好きなジャンルについて、英語で調べたり英語のYoutubeチャンネルを日々の英語学習に取り入れてみて下さいね♪
ちなみに筆者がおすすめのジャンルは……
- 料理
- ゲーム
- アート(painting/drawing/lettering など)
- DIY
- 裁縫・編み物
- ヨガ
- ダンス
- 自己啓発
これらの共通点は、自分も手や身体、頭を使いながら学べる点です!
受け身ではなく、能動的に英語が学べるので、ぜひ上記のジャンルに好きなものがあれば試してみて下さいね。
英語が話せない人におすすめする参考書5選
最後に、英語を話せるようになりたいあなたに、おすすめする英語参考書を5つご紹介します。
あなたの英語力に合わせて、選ぶ教材を決めて下さいね。
基本的に英語初心者の方は、まず文法と英単語を集中的に学びましょう。
逆に……
単語力もあって文法も中学卒業程度なら大丈夫!
そんなあなたには、ここでご紹介する文法と単語の参考書は簡単すぎます。
次の文法や英単語は次のレベルに進み、瞬間英作文やスピーキングが伸ばせる書籍を選ぶのがおすすめです!
【英単語】キクタン英検3級
キクタンシリーズは、どこの本屋さんにも置いてあると言っても過言ではないほど定番英語参考書です。
赤ちゃんが言語を覚えるプロセスの、「聞いて覚える」ことに重点を置いている参考書なので、ただ眺めているだけの単語帳とは違います。
耳と目と口を使って英単語を覚えていきましょう。
お気づきでしょうか?
英単語を覚えながら、リスニングとスピーキングも同時に練習できるのがこの参考書のおすすめポイントです!
また、本書には取り組み方が分かりやすく記載されているので、独学の人も安心して使えます♪
【文法】中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく
なんとアルファベットから、中学英語の中でも難しいと言われる関係代名詞やifを使った仮定法まで、この一冊でマルっと学べてしまいます!
本書は、使える英語力を楽しく身につけることをコンセプトとしているので、難しく感じる文法も肩の力を抜いて取り組めます!
文法に自信がない人におすすめの一冊です。
また、単元ごとに学んだ文法を学びっぱなしにしないように、随所に問題を解いたり自分で英文を書き込む箇所があるのがおすすめポイント。
書きやすくするためか、開きやすく大きめの参考書なので、書き込みもしやすいです!
もちろん、CD-ROMと音声ダウンロードが付いているので、リスニングとスピーキングの練習もできますよ!
目と耳と口と手を動かして、本書を使い倒して下さいね!
【リスニング】新ゼロからスタート英語リスニング
リスニングの参考書として有名な一冊で、著者はカリスマ英語講師の安河内 哲也先生です。
ちなみに本書は、2022年に出版された最新版。
英語初心者向けの参考書なので、スモールステップで達成感を感じながらリスニング力を身につけることができますよ♪
基本的なアクセントやイントネーションについて解説してくれていたり、リスニングの要とも言えるリンキングについての説明も本書に含まれています!
リンキングとは……
2つ以上の英単語が一つの塊として発音される、音の変化
<例>Let it go. がレリゴーに聞こえる。
これは、letとitがリンキングしたことにより、音が変化したことが原因です。
実は、リンキングが聞き取れないと、英語はいつまで経っても聞き取ることができないので重要な項目。
意識的にリンキングを学ぶとリスニング力が劇的にアップしますよ!
本書は、英語初心者の人が無理なく、そして満遍なくリスニングについて学び、リスニング力アップが狙える参考書ですよ♪
リンキングについて知りたい方はこちらの記事も読んでみて下さいね♪
【瞬間英作文&英語の習慣化】NHK英語講座 英会話タイムトライアル
日本初の英語教材と言っても過言ではない90年以上の歴史を持つNHK英語講座の中でも、英語が話せるようになりたい方におすすめなのが、「英会話タイムトライアル」です!
ハワイやバリ島などの観光地を舞台に、使える英会話フレーズを実際に与えられた時間で瞬間的に使う練習をしていく講座。
実際の英会話のように、講座の放送中に英語のキャッチボールができるのがおすすめのポイントです。
放送時間も決まっているし、毎月のコンテンツも決まっているので、英語の習慣化にピッタリ!
さらに、予習や復習を取り入れられたら、みるみる使えるフレーズが増えていくのでぜひあわせて取り組んでみて下さいね。
NHK英語講座について気になる方はこちらも読んでみて下さい♪
【スピーキング】ゼロからスタート英語で話そう!自分のこと
主に、自分に関することを題材にスピーキング力を身に付けていくので、実用的なスピーキングや英語のアウトプットに特化した書籍です。
日本語でも英語でも、自分のことを話さなければいけないシチュエーションには頻繁に出会いますよね。
本書では、自己紹介や生い立ちなどに関するQ&Aなどを通して、基礎的な部分をスモールステップで学びます。
その後、シチュエーション別の英会話を学んだり、海外旅行やペットなど幅広いトピックについての自分の意見をまとめて伝える方法が学べるのがおすすめのポイント!
さらにはミニスピーチや英語での面接にも対応しているので、一冊で英語のスピーキング要素(アウトプット)が身に付けられます。
かなり実践的な参考書なので、一冊使い倒すつもりで取り組むと驚くほどのスピーキング力が身につきますよ!
時間をかけて、じっくり取り組みたい一冊ですね♪
まとめ|英語を話せるようになろう!
当記事では、私たち日本人が英語が話せない理由を解説し、英語が話せるようになりたい人におすすめの勉強法や書籍をご紹介しました。
英語が話せるようになりたい人におすすめの勉強法はここから戻る
英語が話せるようになりたい人におすすめの参考書・書籍はここから戻る
英語が話せるようになりたいけれど、思うように話せなくて悔しい思いをしているあなた。
私も含めて、みんな英語が話せなくて悔しい経験をしています!あなただけではないから、あんまり落ち込まないで下さいね!
今は、英語を教える立場の私や他の英語講師・英語コーチのほとんどの人たちが、英語が話せなくて悔しい思いを何度もしてきました。
思うように話せなくて……
愛想笑いで終わっちゃった。
頭が真っ白になっちゃった。
会話が続かなかった。
困ってたのに、助けてあげられなかった。
過去の私がそうでした。
でも、諦めないで英語学習を継続すれば、必ずあなたも自由に英語を使いこなして、会話を楽しめるようになりますよ。
時間の使い方を見直して、英語学習に当てられる時間がないか、日常生活を振り返ってみて下さい。
当記事が、今は英語が話せなくても、頑張り続ければ話せるようになるんだ!と少しでもポジティブな気持ちになるヒントになれば幸いです。
英語を学び直ししたいあなたにはこちらの記事もおすすめです♪