私たち日本人が、英語のリスニングに苦戦する理由の一つ。
それが、日本語にはない英語特有の「音の変化」=「リエゾン」です。
母音の強い日本語にはあまり存在しないけれど、英語には頻繁に登場する「リエゾン」。
英語学習者にとって、リエゾン克服はmustと言っても過言ではありません。

リエゾンを聞き取れるようになり、自分でも使えるようになると、あなたの英語力はぐーんとレベルup!
当記事では、英語講師暦8年以上の筆者が、リエゾンを独学で習得したい人のために厳選した、おすすめ参考書を7つご紹介します。
また、リエゾンの仕組みや勉強法も合わせて解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
リエゾンを習得すれば、リスニング力とスピーキング力が上がり英語がスラスラ話せるようになりますよ♪
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この記事を読むと・・・
▶︎ リエゾンの学習にオススメの書籍が分かる
▶︎ リエゾンの正体が分かる
▶︎ リエゾンの仕組みが分かる
▶︎ リエゾン習得のメリットが分かる
▶︎ リエゾンの勉強法が分かる
流れるようなネイティブの英語が聞き取れるようになりたい、流暢に話せるようになりたい、そんな方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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【リエゾン】おすすめ参考書7選


ここでは、独学でリエゾンを習得したいあなたにおすすめの、参考書7選をご紹介します。
膨大な英語関連の本や参考書の中から、自分に最適な1冊を見つけるのは大変ですよね?



リエゾンに特化した7冊を、英語講師暦8年以上の私がピックアップしました。
まずは、気になる1冊を見つけて、最低3回はくり返し取り組んで下さいね。
それでは、一つずつみていきましょう!
リエゾンおすすめ参考書① 5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる
おすすめ度 | ★★★★☆ |
おすすめの人 | 英語初心者〜中級者 |
おすすめポイント | ・リエゾンの5つの音変化を解説 ・時短でリスニング力UPが可能 ・ドリル形式でアウトプットして習得 ・Kindle利用で無料 |
音源 | ◯(音声ダウンロード) |
価格(税込) | 1,650円 |
リスニング力upのためにリエゾンを5つに細かく分けて解説してくれている、こちらの参考書。
英語初心者向けです。
ドリル形式でアウトプット出来る構成になっているため、習得レベルを確認できるのが独学の人にもおすすめしたいポイント。



参考書の中にアウトプットのパートが用意されているのは、嬉しいですよね。
音源は、音声ダウンロードでの使用が可能。
たくさん聴いて、たくさん真似して、5つの音声変化を身につけましょう。


なんとこちらの参考書は、Kindle Unlimitedなら無料で読み放題!
リエゾンおすすめ参考書② 瞬時に分かる英語リスニング大特訓
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
おすすめの人 | 英語初心者 |
おすすめポイント | ・英語特有の41種類の音を習得 ・70以上の英文をとして学習 ・カタカナ表記あり ・持ち歩きに困らないサイズ |
音源 | ◯(CD-ROM/音声ダウンロード) |
価格(税込) | 1,540円 |
リエゾンと、実際に使える英文が一緒に学べる参考書。
英語初心者におすすめです。
基礎編と実践編で構成されており、リエゾンは基礎編で学べますよ。



基礎編では、なんとマスターしたい41種類の音に触れていて、この一冊で基本的な英語の音について学べますよ。
そして、その内8割がリンキングやリダクションなどのリエゾンについての解説となっています。
また、後半の実践編では、前半の基礎編で学んだリエゾンを実際に使った、700以上もの英文が収録。
この一冊を最後まで取り組めば、インプットだけで終わらず、アウトプットも自然とできてしまうので効率的。
また、英語の発音にはカタカナ表記もされているので、初心者の方は発音するときに参考にすると良いでしょう。
英語の発音はカタカナ表記できないから、頼りすぎないように気をつけて!
実際に本書冒頭でも「カタカナ表記はあくまでも参考までに・・・」との記載されています。



そう、英語の発音はカタカナ表記できないので、頼りすぎないのは絶対条件です。
音源は、CD-ROMと音声ダウンロードから選択が可能。
CD-ROMと音声ダウンロードの二択は嬉しいですよね。
一般的な英語の書籍に比べて少し小さめの(約13cm✖️19cm)で、出勤や通学中の持ち運びにもピッタリ。



お家だけでなく、移動中もお勉強したい方にもこちらの参考書はおすすめ♪
本書を取り組みながら、英語をたくさん聴いて、英語の音ルールを習得しましょう。
聞き取りと発声の両方で練習するのがmustです!
リエゾンおすすめ参考書③ 30日でネイティブとスラスラ話せるようになるすごい英語音読
おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめの人 | 英語初心者〜中級者 |
おすすめポイント | ・リエゾン・アクセント・イントネーションを網羅 ・1日10分✖️30日の学習目安 ・掲載文がリアルな英語表現 ・英語の学習習慣と使える英語を習得 |
音源 | ◯(CD-ROM/音声ダウンロード) |
価格(税込) | 1,760円 |
英語初心者から中級者向けのこちらの参考書。
「発音の矯正」と題して、本書前半ではリエゾンについて詳しく記載されています。
リエゾンだけでなく、日本語にはない【アクセント】と【イントネーション】についても解説されているのがおすすめポイント。
1日10分✖️30日で、ネイティブと会話ができるレベルの発音やアクセント、イントネーションを身につけることを目標としています。



1日10分なら、取り組めるような気がしませんか?
1日10分を毎日継続していくことで、英語の学習を習慣化できます。
ちなみにこちらの書籍では、CDーROMと無料音声ダウンロードの両方で音源の使用が可能。



とっても親切ですよね!
しっかり自分の耳で聞き取って何度も音読して、リエゾン・アクセント・イントネーションを身につけましょう。
また、本書の後半では、会話文や10文ぐらいのパラグラフ(文章の固まり)を用いて、使用頻度の高いフレーズや、英語の表現を学ぶことができます。
しかも、本書に登場するフレーズや文章の全ては、30年以上通訳の現場を経験されている筆者のオリジナル。



リアルに使う英語がぎっしり詰まった、おすすめの一冊ですよ。


リエゾンおすすめ参考書④ 日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの聞き方が一番よく分かるリスニングの教科書
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
おすすめの人 | 英語中級者以上 |
おすすめポイント | ・イラスト付きで丁寧な解説 ・レッスンごとに聞き取りの練習問題あり ・カタカナ表記あり ・1ページの情報量が多い |
音源 | ◯(音声ダウンロード) |
価格(税込) | 1,980円 |
掲載されている語彙は初心者レベルですが、ページごとの文字数が多いため、英語中級者におすすめしたい一冊!
文字数に圧倒されてしまい、学習すること自体が嫌になってしまっては本末転倒ですよね。
特にリスニング(リエゾン)の学習は、自分が少し簡単と感じる教材に取り組むことが大切。



英語学習は競争ではないので、自分のペース&スモールステップで学習を進めていきましょう!
しかしイラスト付きで、リエゾンについて丁寧に分かりやすく解説してくれているのはおすすめのポイント。
そのため、英語学習中級者や、ステップアップしたいと思っている英語学習初心者の方におすすめしたい書籍です。
本書では、各レッスンごとに設けてある練習問題を活用すれば、英語習得に欠かせないアウトプットが可能です!
アウトプットに取り組める構成になっているので、本に沿って学習を進めていけば◎



練習問題を通して、ターゲットになっているフレーズや英熟語の聞き取りを再確認できるのは、英語学習者としては嬉しい仕組みですよね。
また、カタカナ表記は発音の参考にできる程度の最低限。
発音に苦手意識を持っている方にも、取り組みやすい仕組みになっていますよ。
カタカナ表記の頼り過ぎず&自分でカタカナを書き込むは要注意!
音声ダウンロードを使いまくって、自分の耳を使って取り組めば、英語を必ず聞き取れるようになり、スピーキング力も身につきますよ!


リエゾンおすすめ参考書⑤ 日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの作り方が一番よく分かる発音の教科書
おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめの人 | 英語初心者〜上級者 |
おすすめポイント | ・リエゾン&発音の辞書的存在 ・リエゾンとイントネーションについて記載 ・詳細に説明 ・英語学習者が持つべき一冊 |
音源 | ◯(音声ダウンロード) |
価格(税込) | 1,980円 |
日本人の苦手なリエゾンをはじめとした、音の変化や発音について詳しく説明されています。
初心者から、上級者の英語学習者すべての人が持つべき参考書。
英語の音について詳細に分かりやすく説明されているので、英語発音の辞書的存在です。
また、日本語にはない、英語特有のイントネーションについても記載されていますよ。



他のリスニングの参考書を使用しているとしても、本書を持っておくと困ったときに助けてくれる存在になりますよ。
「一家に一冊、置いておきたい」、そんな書籍です。


リエゾンおすすめ参考書⑥ 英語のハノン初級 スピーキングのためのやり直し英文法 スーパードリル
おすすめ度 | ★★★★☆ |
おすすめの人 | 英語中級者以上 |
おすすめポイント | ・大人気「英語ハノン」シリーズ ・英語の構成も習得 ・発音と英文法を学習 ・目標は音源の速さで音読 |
音源 | ◯(音声ダウンロード) |
価格(税込) | 1,980円 |
SNSでも話題になっている大人気シリーズ、「英語のハノン」。



書店でも、見かけたことがあるのではないでしょうか?
ピアノのハノンに由来されて作られたこちらの参考書です。
ハノンのように、何度も繰り返し、たくさんの英語に触れることで、自然と【英語の構成】が身に付く仕組みになっています。
英語の発音だけでなく、英文法も一緒に学べるの一石二鳥な一冊。
本書の目標は、出てくるフレーズを全てオーバーラップできるようになることです。
音源を聞きながら、スクリプトを見ながら声に出して読み上げること



すなわち、「本を開いた状態で、音源と一緒にナチュラルなスピードで声に出して言えるようになる」のが目標!
ナチュラルなスピードでオーバーラッピングをくり返せば、聞こえなかった英語が聞こえるようになります。
そして、動かなかった口が動くようになり、英語が話しやすくなったと実感するでしょう。
継続的に、地道に学習を続けることが重要!
「英語のハノン」は気合いを入れて英語学習に挑みたい、英語中級者以上におすすめしたい一冊です。
書籍には「初級」とありますが、注意点が一つ。
こちらの書籍には、単語についての説明がありません。
ストレスなく、取り組んでいくためには、英検5級程度の語彙力は必要になります。


リエゾンおすすめ参考書⑦ 英語の発音変化が学べる!洋楽を歌おう
おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめの人 | 英語初心者〜上級者向け |
おすすめポイント | ・リエゾンなど英語発音の解説 ・洋楽を通して英語を学習 ・ディクテーションでリスニング力アップ ・有名な8曲を収録 |
音源 | ◯(音声ダウンロード) |
価格(税込) | 1,584円 |
洋楽で楽しく英語のリエゾンが学べるなんて、素晴らしいと思いませんか?



洋楽を使っての取り組みは、個人的にも英語学習初心者から上級者、全ての方におすすめしたい英語の学習法です。
本書は、発音変化のポイントを抑えながら、洋楽での英語学習を叶えてくれる、魅力的な参考書です。
独学では、何から始めたら良いか判断しにくいですよね。
本書を使えば確実に、洋楽を使って英語を学べます。
本書の前半では、リエゾンをはじめとする英語の発音の注意点や、発音の変化についてを解説。
歌詞を見ながら、音声ダウンロードやYoutubeで曲を何度も聴いて取り組みましょう。



聞き取れるように、そして歌えるようになってから、書籍後半のエクササイズに進むのでスモールステップなのもおすすめのポイント!
ジャスティンビーバーやアリアナ・グランデなど、身近な洋楽が歌えるようになるだけでも達成感を感じること間違いなしです!
そして本書の後半では、いよいよ前半で学んだ発音や聞き取りの練習の成果を確認しますよ。
こちらのエクササイズは、穴埋め形式のディクテーションです。
穴埋め形式のため、すべてを書き出す必要はありません。
初心者でも無理なく取り組めるディクテーションのレベルなので、すべての英語学習者の方におすすめです。
私も、洋楽を聴いていて、意外と聞き取れていないとよく思います。



自分で聞き取れていないと気づき、そこから歌詞を見て、耳で聴いて、口を動かして確認することが大切です。
1回、2回と参考書には書き込み欄がありますが、3回、4回とくり返し取り組んで完璧にできるまで磨き上げましょう!
洋楽をリスニング力だけでなく、英語的な思考力が身につく個人的にもおすすめの教材です。



TOEIC940の私も、洋楽を定期的に聴いて英語に触れるように心がけています!


洋楽の楽しさを知ってしまったら、続編のこちらもおすすめです。


リエゾンが独学で習得できるおすすめ参考書はこちら
5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる | 瞬時に分かる英語リスニング大特訓 | 30日でネイティブとスラスラ話せるようになるすごい英語音読 | 日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの聞き方が一番よく分かるリスニングの教科書 | 日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの作り方が一番よく分かる発音の教科書 | 英語のハノン初級 スピーキングのためのやり直し英文法 スーパードリル | 英語の発音変化が学べる!洋楽を歌おう | |
おすすめ度 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
おすすめの人 | 英語初心者 | 英語初心者 | 英語初心者〜中級者 | 英語中級者以上 | 英語初心者〜上級者 | 英語中級者以上 | 英語初心者〜上級者向け |
おすすめポイント | 5つのリエゾンを詳しく解説 | リエゾン以外の細かい発音についても解説 | リエゾンとリアルな英語表現が学べる | 豊富な情報量と練習問題でリエゾンを習得 | 発音や音の変化に関する辞書的な一冊 | 大人気のリスニング学習用の書籍 | 洋楽を通して英語のリエゾンが学べる |
価格(税込) | 1,650円 | 1,540円 | 1,760円 | 1,980円 | 1,980円 | 1,980円 | 1,584円 |
次では、リエゾンについて詳しく解説していきますよ!
英語のリエゾンってなに?


リエゾンが、英語特有の音の変化という話は上記で軽く触れました。
そこで、ここではリエゾンについて、もっと深掘りしていきましょう!
英語のliaison(リエゾン)は、「連絡」「通信」「調整」と日本語訳されます。
言語学では、2つ以上の単語の音がつながって、一つの滑らかな音に変化することを指します。
つまり、「口語にした時に起こる、2単語以上がつながったときに起こる音の変化」=「リエゾン」。
例えば、ネイティブが“check it out”と発音すると、どう聞こえると思いますか?
一つひとつの単語は比較的簡単で、中学生または小学生でも知っている英単語です。



実は、この”check it out”と、いう熟語をネイティブスピーカーは、一つずつcheck・it・outとは発音しません。
その代わりに3つの単語を繋げて発音します。
check it out



単語を一つずつ発音していないのが聞き取れましたか?
このように、2つ以上の単語が繋がって、音が消えたり、違う音に変化したりする、この現象をリエゾンと言います。
例えば、日本語の「水族館」も書き言葉では、「すいぞくかん」と書きますが、口語では「すいぞっかん」と言いますよね?
これが、日本語のリエゾンの一例。



「すいぞっかん」の方が断然言いやすいので、私たちは「く」を「っ」に変換して、「音の変化」を作り出しています。
この現象が、日本語とは比較にならないぐらい、英語では頻繁に起こっているんです。
日本語初心者の外国人が、「すいぞっかん」と聞いて、「水族館」を思い浮かべるのは恐らく難しいでしょう。
彼らは、「すいぞくかん」と習っているにも関わらず、音を変えられてしまったら、何のことを言ってるか分からないですよね。



私たち日本人も同じ理由で、英語の聞き取り(リスニング)に苦労しているのです。
こんなに大切な英語の音の変化なのに学校で習わないから、私たち日本人はあまり認識していないのが事実。
学校で習っていないので、大量の英語に触れない限り、リエゾンを自然に身につけることは難しいのです。
効率的に習得するためには、意識して学んでいく必要があります。
リエゾンを学ぶ2つのメリット


ネイティブの英語が聞き取れるようになりたければ、リエゾンは習得must。
こんなに大切にも関わらず、私たち日本人は、残念ながらリエゾンを認識していません。
ここでは、リエゾンを習得すると得られる、大きく2つのメリットを解説していきます。
それでは、リエゾンを習得すると得られるメリットを一つずつみていきましょう。
メリット① リスニング力がアップ
リエゾン習得の一つ目のメリットは、リスニング力の向上です。
そして、この1.5倍速の間に、幾つものリエゾンを用いて、流れるように英語を話しているのです。



彼らのスピードについていく為には、彼らの使うリエゾンが聞き取れるようにならなければいけないのは想像できますよね。
つまり、リエゾンを習得すれば、リスニング力が上がり、ネイティブの英語が聞き取れるようになるのです。
メリット② スピーキング力がアップ
リエゾン習得で得られる2つ目のメリットは、スピーキング力の向上です。
まず第一条件として、聞き取れない英語は、話せるようにはなりません。
スピーキングに繋げるためには、聞き取れるようになったリエゾンをを真似して自分のものにしましょう。



真似をするときのポイントは、カタカナ発音にならないように、聞こえたまま発音を真似すること。
聞き取れるリエゾンと使えるリエゾンが増えると、パターンが自然と分かるようになってきますので継続してくださいね。
小さな積み重ねを通してリエゾンを習得すると、リスニング力だけでなく、比例してスピーキングの流暢さがレベルアップ。



さらに流暢さだけでなく、相手も聞き取りやすいリズムの良い英語が話せるようになるんですよ♪
そんなスピーキング力を身につけられるのが、リエゾン習得の2つ目のメリットです。
ここで紹介したリスニング力とスピーキング力は、密接な関係を持っているのが分かっていただけたでしょうか。
聞き取れない音は、発音できません。
すなわち、自分で発音できる英語は、聞き取れるのです。
ネイティブの話す、2.5倍速のリエゾンしている英語が聞き取れないと、私たちはいつまで経ってもナチュラルで流暢な英語を喋れるようにならないのです。
それではリスニング力とスピーキング力が向上する秘訣のリエゾンが起こす、音の変化について次では解説していきます!
ネイティブの流れるような英語が聞き取れるようになりたい人、そしてスラスラ英語が喋られるようになりたい人は必見です。
リエゾン 3つの音変化


英語がスラスラ喋れるようになりたい人が、習得必須のリエゾン。



リエゾンを習得すれば、リスニング力とスピーキング力も比例して向上します!
このリエゾンですが、大きく分けて3種類あります。
ここでは、番外編も含めて4種類のリエゾンを、例もあげて詳しく説明していきますよ。
音声も聞きながら、実際にあなたも声に出して真似してくださいね。



カタカナ英語にならないように、聞こえたままを発音するのがポイントです。
【3つのリエゾン+番外編】
リエゾンの音変化① リンキング(連結)
リエゾン1種類目は、【リンキング(連結)】です。
実はこのリンキング、リエゾンの代名詞として認識されることが多いほど、メインのリエゾンになります。
「リエゾン=リンキング」と言われるぐらい、英語の中には頻繁に起こっているのですよ。
英単語の、link(結びつく・結合する)からきているリンキング。
リエゾンの中でも、頻繁に使われるリンキングですが、さらに3種類に分けられます。



ちなみに、英語の母音とは、a, e, i, o, uの音。
そして、子音とは、それ以外のアルファベットの音のことを指します。
リエゾンの前に知っておきたい英語の発音基本ルール(phonics)について知りたい人におすすめの記事


それでは、3つのリンキングを一つずつ確認していきましょう!
リンキング① 子音と母音がリンキング
一つ目のリンキングは、【子音と母音】のリンキング。



このパターンは、リンキングの中でも特に頻繁に起こる種類です。
前の単語の語尾(子音)と、後ろの単語の語頭(母音)が、繋がって一つの滑らかな音に変化します。


※wakeの”e“の発音はsilent e(サイレントe)と言い、発音しない音なので、wakeの語尾の音は、”k”となります。
それでは、音源を用いてリンキングを見てみましょう。
get up
t(子音)とu(母音)がリンキング 。(“la“の発音が聞こえますか?)
wake up
k(子音)とu(母音)がリンキング。 (”ka“の発音が聞こえますか?)
※wakeのeは発音しないサイレントeです。ですから、wakeの音の語尾は子音のkとなります。
put in
t(子音)とi(母音)がリンキング。(”li“の発音が聞こえますか?)
2つの単語の語尾と語頭が【子音】と【母音】のつながりの時。
つながり部分の発音が別の音に変化するのが、【子音と母音のリンキング】です。
リンキング② 子音と子音がリンキング
2つ目のリンキングは、【子音と子音】のリンキング。
前の単語の語尾(子音)と、後ろの英単語の語頭(子音)がリンキングするタイプ。


※子音とは、母音(a, e, i, o, u)以外のアルファベットの音です。
それでは、実際に音源を確認していきましょう。
thank you
k(子音)とyouがリンキング。(”kyu“の発音が聞こえますか?)
Would you?
d(子音)とyouがリンキング。(”jyu“の発音が聞こえますか?)
What’s your name?
t’s(子音)とyouがリンキング(”chu“の発音が聞こえますか?)
How’s your day?
s(子音)とyouがリンキング。(”jyu“の発音が聞こえますか?)
このように、youは前の単語とリンキングする傾向があります。
二つの単語の語尾と語頭が【子音】と【子音】同士の時。
単語の繋がりの音が変化するのが、【子音+子音のリンキング】です。
【〜+you】の形が定番。
特に、youと繋がっているときはリンキングが起こってないか要注意です!
リンキング③ 母音と母音がリンキング
3つ目のリンキングは、【母音と母音】のリンキング。



英語の母音は、a, e, i, o, uの音です。
前の単語の語尾(母音)と後ろの単語の語頭(母音)がリンキングするタイプ。
この場合も、注目するべきは、スペリングのアルファベットではなく「音」です。


それでは、母音と母音がリンキングしている例を確認していきましょう。
go away
o(母音)とa(母音)が繋がっているのが聞こえましたか?
How are you?
wはu(母音の発音)とa(母音)が繋がって、”wa”の発音になっているのが聞こえましたか?
このように、母音同士を繋げて発音することにより、流れるような発音に変化します。



つまり、リンキングが発生します。
リンキングは、単語同士を繋げて発音する、英語独特の発音の仕方!
<リンキング3種類>
【子音】+【母音】
【子音】+【子音】
【母音】+【母音】
ネイティブの流れるような英語が聞き取れるようになりたい人は、習得必須!
リエゾンの音変化② リダクション(脱落)
2種類目のリエゾンは、リダクション(脱落)です。
英単語のreduction(減少・削減)から来ている、リエゾンのリダクション。
文字通り、英語の音が脱落するのが、特徴です。
リダクションには、【音が弱くなる場合】と、【音が完全になくなる場合】の2パターンありますよ。
さらに、リダクションされやすい、主な6つの語尾があるんです。





このリダクションされがちな6つの語尾(b, d, g, k, t, p)にも注目して読み進めていって下さいね。
それでは、2種類のリダクション、【音が弱くなるリダクション】と【音が完全になくなるリダクション】を、一つずつ見ていきましょう。
リダクション① 音が弱くなる場合
まずは、【音が弱くなっているバターン】のリダクションを見ていきましょう。



注目するところは、語尾ですよ。
good job
goodの「d」と、jobの「b」の音が弱くなっているのが聞き取れましたか?
完全には消えていないけど、聞こえるか聞こえないか微妙なラインです。
peanut butter and jelly
アメリカでサンドイッチと言えば、ピーナッツバターアンドジェリーサンドですが。
peanutの「t」とandの「d」がリダクションしています。



ちなみに、andは頻繁に、リダクションする英単語。
「d」の音は、リダクションしがちな語尾6つに含まれています。
その他の”and“の「d」がリダクションする英熟語
⚫︎ back and forth
⚫︎ in and out
⚫︎ pros and cons
⚫︎ here and there
⚫︎ this and that
⚫︎ come and go
聞き取れるリダクションを増やすには、知ることも大切ですが、自分で気づくことも大切です。



英語をたくさん聞いて、自分でも気づけるようになるのが目標。
自分でも「音が弱くなっているリダクション」がないか、探してみてくださいね。
リダクション② 完全に音が消えるパターン
次に、【完全に音が消えるパターン】のリダクションを見ていきましょう。
used to
usedの「d」の音が完全に消えているのが聞き取れましたか?
good day
goodの「d」が完全に消えているのが聞き取れましたか?
hot tea
hotの「t」が完全に消えているのが聞き取れましたか?
前の単語の語尾が消えているが聞き取れたでしょうか?



滑らかに聞こえますよね?!
まさに、リダクションの効果です。
もちろん、他にもリダクションする熟語やフレーズはたくさんありますよ。
まずは、英語にはリダクションという発音が弱くなったり、完全に消えたりする音の変化があることを知りましょう。



ただし、あえて強調したい場合など、話し手の状況により、リダクションが起こらない場合もありますよ。
沢山の英語を何度も聞いて、真似をしてくださいね。
リダクションの習得を通して、リスニング力もスピーキング力もアップさせちゃいましょう。
リダクションは、音が弱くなったり、完全に消えたりする、特徴的な英語の音変化。
気をつけたいのは、強調したい場合など、敢えてリダクションしない時もあることです。
リエゾンの音変化③フラッピング(弾き音)
3つ目のリエゾンは、フラッピング(弾き音)です。





具体的には、「t」音が”d”や”r“に変化する場合がフラッピングです。
「t」の音変化に気が付けるか、実際に音声を聞いてみましょう。
water
tの発音が、”r“に変わっているのが聞き取れましたか?
beautiful
tの発音が”r“に変わっているのが聞き取れましたか?
butter
t(tt)の発音が”d”に変わっているのが聞き取れましたか?
I gotta go.
t(tt)の音が”d”に変わっているのが聞き取れましたか?
特にwaterは、日本人が苦手な発音ではないでしょうか?



実は、私は高校生の時に飛行機で、waterを頼んだらなんと、コーラが出てきた経験があります!
そんな私も今では、意識してフラッピングを入れて発音するようにしていますよ。
さて、このフラッピングには、条件が一つ。
上記で例に挙げた4つの英単語・フレーズも、この条件を満たしているので、要checkです。
<条件>
”t”が母音に挟まれている場合に、フラッピングは発生する。
※母音とは、a, e, i, o, uのことです。
覚える必要はありませんが、知っておくと、どうしてスペル通りの発音ではないのか納得いくでしょう。
イギリス英語では起こらないので注意が必要。
聞き取れたらそのままをマネして、自分のモノにしましょう。
フラッピングは、母音の挟まれた”t”が”r”や”d”の音に変化することを指します。
ちなみに、フラッピングはイギリス英語では起らない発音変化です。
イギリス英語を習得中の人は要注意!
リエゾンの音変化④【 番外編】リンキング・リダクション・フラッピングが同時に起きたら!
主なリエゾンは3種類ありました。
実際、ネイティブが英語を話す時、一つずつのリエゾンが発生しているというよりは、いくつかのリエゾンが混ざり、同時に起こっていることが多いです。



冒頭で例にあげた、”check it out”を詳しくみてみましょう。
check it out
<その1> checkのkと、itのiで、「子音と母音のリンキング」が発生。(”ke“の音が聞こえましたか?)
<その2> itの語尾 ”t”が、itの語頭 ”i”と、outの語頭 ”o”に挟まれているため(”t”は母音に挟まれている)、フラッピングして”r“の発音に変化。
その3 outのt、リダクションして消滅。
このように、英語を勉強していると、リンキング・フラッピング・リダクションの全てが、混ざって英語を話す場面に度々遭遇します。



言えるようになるためには、まずは、聞き取りができるようにならなければいけません。
【聞き取れるようになる→言えるようになる】の順番で、リエゾンを学ぶのがおすすめ。
リエゾン4つの勉強法


ネイティブのスピーディーで流れるような英語を聞き取れるようになるために、習得必須のリエゾン。
リエゾンは、英語の発音変化の法則でした。
また、リエゾンが聞き取れるようになったら、自分でも実際に会話などで取り入れることで、自分のものにすることができます。



自分のものにできたら、いわゆる【流暢な英語のスピーキング力】を手に入れることも可能。
- 英語が聞き取れるようになりたい人
- 英語を流暢に話せるようになりたい人
そんなあなたは必見のリエゾンの4つの勉強法を、ここではご紹介していきますよ。
リエゾンの勉強法① リーディング
1つ目のリエゾン勉強法は、リーディングです。



私は、英語の勉強声に出して読む「音読」を全力でおすすめしますよ。
なんとなく、発音に自信がないから「黙読」している人は要注意!
聞き取れないものは音読できないので、できていない所を集中的に取り組めば、結果的に効率の良い勉強法となりますよ。
しっかり声に出しながら、音読してリエゾンの学習を進めましょう!
リエゾンの勉強法② オーバーラッピング
2つ目のリエゾンの勉強法は、オーバーラッピングです。
もちろんリエゾン習得にも効果的です。
音源に重ねて声に出すので、お手本と自分のズレを簡単に実感できます。



自分が思っていなかった箇所で、リエゾンが発生していたりするので、リエゾンに気付きやすいのがおすすめポイント。
教材には、スクリプトのある参考書や字幕のついている動画などがおすすめです!
特に聞き取れなかった箇所、発声できなかった箇所については、何度もくり返し取り組んでくださいね。
スクリプトと音源のある教材を使いながら、音源と一緒に声に出して取り組んでいきましょう。
リエゾンの勉強法③ シャドーイング
3つ目のリエゾン勉強法はシャドーイングです。



使用する教材は、テキストと音源がセットになったものを選びましょう。
何も見ずに、音源から少しずれて声に出して音読していくため、勉強法① リーディングや勉強法② オーバーラッピングよりレベルが上がります。
難しいと感じる教材は避けてくださいね。
シャドーイングを進めていくと、自分が思っていたのと違う発音の箇所に気づくでしょう。
そのような場所は、聞き取りのポイントでもあり、ナチュラルに、流れるように話すために大切な所です。
何度も、【聞く→言う→シャドーイング】を繰り返し、完璧にシャドーイングできるようになるまで徹底的に取り組みます。
【リーディング→オーバーラッピング→シャドーイング】の順番で、耳からだけでなく、目からもインプットすると、徐々にステップアップできますよ♪
シャドーイングを無料ではじめたい人におすすめの記事はこちら


リエゾンの勉強法④ 洋楽を聞く&歌う
最後のリエゾン勉強法は、洋楽を使った勉強法です。
音楽にのせて歌詞通りに歌えるように練習することで、楽しくリエゾンの練習ができますよ。



英語初心者で取り組みやすさを求めるなら、スローなテンポの歌や、子供向けの歌を選ぶのがおすすめです。
スローな曲や、子供向けの曲は、聞き取りやすく、実際にまねして歌いやすいですよ。
しかし、大好きなアーティストがいる、歌えるようになりたい曲がある、そんなあなたは、好きなアーティストや、好きな曲でも◎



自分の好きなアーティストの歌の方がモチベーションが上がる場合もありますよね。
「好きこそものの上手なれ。」なんて言葉もありますので、楽しんで取り組んでくださいね。
聞こえていると思っている歌詞と、実際の歌詞は見比べないと正確に聞き取れているかを確認できません。
また、歌詞が手元にないと、リエゾンしている箇所が分からないかもしれません。
聞き取れていないところ、また、正しく歌えないところを徹底的に潰していくイメージ。
最終的に一曲歌えるようになることを目標にすると◎
さらに、歌詞の書き出しができるようになるとbetter!



正しく歌えるようになると、ますます英語が楽しくなるから、ぜひ挑戦してみてくださいね。
まとめ|リエゾンを習得して英語力アップを目指そう!


私たち日本人が英語が聞き取れない理由の1つは、リエゾンが聞き取れないからです。
大きく分けて3種類のリエゾン【リンキング】【リダクション】【フラッピングング】について解説してきました。
勉強法を4つ、おすすめ参考書を7冊ご紹介しました。
リエゾンの勉強法【4選】
おすすめ参考書【7選】
- 5つの音声変化が聞き取れるようになると英語はみるみる聞き取れる
- 瞬時に分かる英語リスニング大特訓
- 30日でネイティブとスラスラ話せるようになるすごい英語音読
- 日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの聞き方が一番よく分かるリスニングの教科書
- 日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの作り方が一番よく分かる発音の教科書
- 英語のハノン初級:スピーキングのためのやり直し英文法スーパードリル
- 英語の発音変化が学べる!洋楽を歌おう
自分のレベルに合った勉強法で、自分に合った少し簡単と感じる参考書を使って英語の学習を始めてみて下さいね。
当記事が、少しでも英語リスニング力upのための第一歩に。
また、リエゾン学習の第一歩を踏み出すためのきっかけになれたとしたら、とても嬉しいです。
実際にネイティブとの英会話を気軽に始めてみたい人におすすめの英会話スクールはこちら

