
最近、外国人のお客さんが増えて、対応に困っている。
そんなカフェ店員のあなた。



せっかく来てくれた外国人のお客さんにも、リラックスした時間を美味しいコーヒーと満喫してもらいたいですよね。
そのためにも、スムーズに対応するために知っておくと便利な英会話フレーズを、アメリカ在住歴12年の筆者がご紹介します!
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この記事がおすすめの人
- カフェで働いている人
- レストランで働いている人
- インバウンドの対応に困っている人
- 海外からのお客さんを英語で対応できるようになりたい人
実際にアメリカのカフェやレストランで使われているフレーズを集めましたので、カフェ店員さんだけでなくレストランのウエイターさんも参考にしてくださいね♪
接客英会話フレーズ:カフェ/レストラン 来店時


ここでは、お客さまが来店したときに使える英会話フレーズをご紹介します。
「いらっしゃいませ〜」から「お席へのご案内」までの間で使えるフレーズを厳選しましたよ!



テイクアウトのみの店舗でも、イートインスペースのある店舗でも使えるフレーズなので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
「いらっしゃいませ〜」を英語に訳したくて、”Welcome!“と言いたいところですが、ここはあいさつ言葉でお迎えするのが自然です。
Hello, How are you doing?
いらっしゃいませ。お元気ですか?
How is it going?
いらっしゃい。調子はどう?(カジュアルな表現)
“How are you doing?“や”How is it going?“は、あいさつ言葉で相手の様子を伺う英会話フレーズです。
こちらから聞いているので、お客さまからは”Doing good. How are you?“などと聞き返されます。



しっかり目を見て、”I’m doing good. Thank you.“などと返してくださいね!
お客さまをお迎えした後、お席までご案内が必要なレストランなどで使える、接客英会話フレーズはこちらです。
How many people in your party?
何名様ですか?
Do you have a reservation?
ご予約されていますか?
May I have your name, please?
(予約している場合)お名前は?(お名前をお伺えますか?)
Please follow me this way.
こちらです、ご案内します。
This way please.
こちらです。
Please take any seat you like.
お好きなお席におかけください。



さて、すぐにご案内できるテーブルが空いていたら良いですが、満席の場合もありますよね?
満席ですぐにお席にご案内できないときに使える、接客英会話フレーズをご紹介しましょう。
I’m sorry we are full at the moment
申し訳ありません、ただいま満席です。
I’m sorry all our table is full now.
ごめんなさい。今満席なんです。
Would you like to wait?
お待ちになられますか?
Please write down your name here.
ここにお名前をお書きください。
How do you pronounce your name?
お名前はどのように読みますか?
We will call your name when your table is ready.
テーブルの準備ができたらお名前をお呼びしますね。
“May I 〜?“や”Would you〜?“は、丁寧なニュアンスの英語表現。



インバウンドのお客さまに、気持ちよく過ごしてもらうためにも、特に使えるようになりたい英会話フレーズの型です!
この先も”May I〜?“や”Would you〜?“の型が、何度も出てきますよ。
意識して読み進めていってくださいね♪
接客英会話フレーズ:カフェ/レストラン メニューを説明するとき


ここでは、お席に案内した後やカウンターで注文を受けるときに使える、メニューに関する英会話接客フレーズをご紹介します。
あなたのおすすめや、人気の一皿を、どんどんおすすめしたいですよね?
ここでご紹介するフレーズから、いくつか選んでマスターしてくださいね♪
Would you like an English menu?
英語のメニューが要りますか?
This is very popular.
こちらはとても人気です。
I recommend this one.
私のおすすめはこちらです。
“this one“を使うときは、メニューを指差ししながら、どの商品のことを話しているかボディーランゲージを使って伝えましょう。
ちなみに、人気商品やおすすめの品については、英語で説明できるように事前準備するのがおすすめ!
I’m sorry this one is sold out for today.
こちらは、今日はもう売り切れです。
Would you like to make it a meal?
こちらはセットにしますか?
This one comes with rice, salad, and soup.
こちらには、ご飯とサラダとスープが付きます。
You can choose from A or B.
AかBよりお選びいただけます。
Do you have any allergy?
アレルギーはございますか?
アレルギーについては、確認しておいた方がお店側としても安心ですよね。
ちなみに、アレルギーの人が多いと言われている食べ物は以下を参考にしてください。
アレルギーの人が多い食べ物
日本語 | 英語 | 日本語 | 英語 |
卵 | egg | 牛乳 | milk (cow’s milk) |
小麦 | wheat | ピーナッツ | peanuts |
魚 | fish | 甲殻類 | shellfish |
木の実 (くるみなど) | nuts | 大豆 | soy |
ごま | sesame | そば | soba |
また、複雑なメニューを説明するのは、日本語でも大変ですよね。
英語メニューを準備しておけば、メニューの説明もスムーズになるのでおすすめです。



また英語メニューを作成されてない方は、ぜひ準備してみてはいかがでしょうか。
次では、いよいよ注文をとっていきますよ!
自分が海外のお客さまの対応をしている場面を想像しながら、読み進めていってくださいね♪
接客英会話フレーズ:カフェ/レストラン 注文するとき


ここでは、注文を伺う際に使える英会話フレーズを確認していきましょう。



あなただったら、どんなシチュエーションで使うか想像しながら読み進めていってくださいね!
Would you like to start with any drinks?
まずは、お飲み物からお伺いいたしましょうか?
May I take your order?
ご注文はお決まりですか?
What can I get for you?
ご注文をお伺いします。
Are you ready to order?
ご注文はお決まりですか?
What size?(small, medium, large)
大きさはいかがしますか?(小、中、大)
マクドナルドのポテトのサイズを思い出してくださいね♪
hot or cold?
ホットとアイスはどちらがいいですか?
例えば、Can I have a iced latte?





提供する方法によって、coldとicedが使い分けられるとより親切ですね♪
Would you like to warm it up?
温めますか?
カフェでよく使う英会話表現です!



マフィンやスコーン、お惣菜パンなど、温めるとさらに美味しくなる商品なら、Would you like to warm it up?を付け加えると、お客さまも喜んでくれますよ♪
Anything else?
他にはよろしいですか?
For here or to go?
こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?
他にはtake awayという場合もありますが、やはりto goが一般的に広く使われている言い回しです。
Please take this bill with you to the register when you are ready.
お会計はこちらをお持ちになってレジまでお越しください。
食事には、文化の違いが色濃く現れます。
相手を理解し日本との違いを知りることから始めましょう。



お客さまが戸惑わないように、先回りしてご案内すれば必ず「ありがとう。」と喜んでくださりますよ!
次では、お会計時に使える接客英会話フレーズを確認していきます。
接客英会話フレーズ:カフェ/レストラン 会計のとき


会計時は、なるべくスムーズに行いたいですよね?
特に、ランチタイムなど忙しい時間帯にレジで並ばれてしまうと、焦ってしまいます!
そこで、少しでもスムーズに対応できるように、英会話フレーズを確認しておきましょう。
Your total is ◯◯yen.
全部で〇〇円になります。
How would you like to pay? Cash or credit?
現金でお支払いですか?それともクレジットカードですか?
Would you like to give me any change?
小銭はお持ちですか?
外国人旅行客の方が、小銭の使い方がわからずにあたふたしている場面をよく見かけます。
時間に余裕がある際は、小銭を使いたいか伺うと喜ばれるでしょう。
小銭は換金してもらえないので、使いきりたいと思っているはず!



私は、ビニール袋に大量の小銭を抱えている、老夫婦をパン屋さんで見かけたことがありますよ。
お店の方が、やさしく対応されていて素晴らしかったです。
Here is your change.
お釣りになります。
お金を扱うときに、避けて通れないのが数字の読み方です。
ここで今一度、確認しておきましょう!


例えば、お釣りが3,258円の場合
Here is three thousand yen.と3,000円を手渡す。
And two fifty-eight yenと258円を渡すと◎
または、Here is three thousand and two fifty-eight yenと一度に渡してもgoodです!
次では、商品提供のときに使える英会話フレーズをご紹介していきます。
接客英会話フレーズ:カフェ/レストラン商品提供するとき


カフェでもレストランでも使える、お客さまに商品をお渡しする際に使えるフレーズを見ていきましょう。
Thank you for waiting
お待たせしました。
Here is your 〇〇
こちらが〇〇です。
Here you go.
どうぞ。
Is it everything you order?
ご注文はお揃いですか?
Please be careful, it’s very hot.
お気をつけください、とても熱いです。
Is everything all right?
(お食事など全体的に)いかがですか?
How is everything?
(お困りごとなどないですか?)いかがですか?
Let me know if you need anything.
何かありましたら、お声がけください。
Please enjoy
お楽しみください。
Enjoy your meal
お食事をお楽しみください。
カフェでもレストランでも、”enjoy“と言ってお渡しすると、好印象です!
笑顔で受け取ってくれること間違いなしですよ。
最後に、困ったときに使える接客英会話フレーズをご紹介します。
接客英会話フレーズ:困ったとき


予定通りいかなかった場合や、アクシデントがあったときほど、落ち着いて接客したいですよね。
困ったときに使える接客英会話フレーズを厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。



お守りとして覚えておくことをおすすめしますよ♪
まずは、お客さまの言っていることが理解できないときに使えるフレーズを確認していきましょう!
I’m sorry but can you say that again?
申し訳ありませんが、もう一度言ってもらえますか?
I’m sorry but could you talk more slowly?
申し訳ありませんが、もう少しゆっくり話していただけますか?



上記のどちらかが言えたら、安心ですね。
次では、クレジットカードに関するフレーズを確認していきましょう。
I’m sorry, we don’t accept credit cards.
申し訳ありません。クレジットカードは使えないんです。
Your card has been declined.
エラーが起きました。(クレジットカードが承認されませんでした。)
Would you like to try another card?
別のカードをお使いになられますか?
クレジットカードは、支払いに関することなので、特に気を使うところですよね。
ぜひ、事前準備しておいて、困ったときに使えるようにしておきましょう!
最後に、英会話フレーズ以外に、インバウンドのお客さまの対応のためにあると安心な3つの準備についてご紹介します。
英語で接客するためにしておきたい準備3つ


最後に、英会話フレーズ以外にもここでご紹介する3つを取り入れてみてはいかがでしょうか?
今すぐできることから、少し時間をかけて準備するものまであるので、英語の需要によって取り入れるかどうか検討してみてくださいね。
接客英会話フレーズ以外の準備① 翻訳アプリ
まず、あると便利なのが、「翻訳アプリ」です。
英語のリスニング力を身につけるのには、時間がかかります。



ボディーランゲージを使ったり、ゆっくり話してもらったり、ある程度は対応できるでしょう。
しかし、どうしても意思の疎通ができないときは、「翻訳アプリ」に頼るのが賢明です。
翻訳アプリについては、YouTubeアカウントのKevin’s English Roomさんの動画がわかりやすいので、参考にしてみてくださいね!



ちなみに私のおすすめは、ChatGPTです!
あなたのお店で使いやすそうな翻訳アプリを、すぐに利用できるよう準備しておくと安心ですね!
接客英会話フレーズ以外の準備② 英語のメニュー
2つ目は、英語のメニューです。
最近は、英語のメニューもいろいろなお店で見かけるようになりました。
まだ準備ができていないお店は、この機会に作成してみてはいかがでしょうか?



英語が苦手で、自分たちで作る自信がない方は外注がおすすめです。
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ココナラでは英語を得意とするクリエーターさんも多いので、ココナラで外注してみるのがおすすめ。
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接客英会話フレーズ以外の準備③ 英会話スキルのある人材の確保
3つ目は、英会話スキルのある人材を確保するです!
やはり、英語が得意な方が、お店にいてくれると安心ですよね。
接客に時間がかかりすぎたり、回転率が悪くなったりと、通常の業務に支障がでる前に、英語スキルを習得している人材の採用を検討してみてはいかがでしょうか?
しかし、新しい人材の採用は、人件費がかかる大きな決定事項です。
まずは、当記事でご紹介した接客英会話フレーズを覚えたり、翻訳アプリや英語メニューを用紙することを優先のがおすすめ。
ぜひ、ここでご紹介した3つの準備の内、一つでも良いので取り入れてみてくださいね♪
まとめ:インバウンドのお客さまを気持ちよく接客しよう!


今回は、外国人のお客さまを接客するときに使える、英会話フレーズを51個ご紹介しました!
あなただったらどんなフレーズが必要になるか、自分が働いているところをイメージしながら、英会話フレーズを身につけてくださいね♪
カフェとレストランでは、導線が異なるため内容が前後しているかもしれません。
しかし、どれも実際に英語圏で使われている、生きた英会話フレーズなので、ぜひ使えるようになってくださいね。
海外から来たお客さまに日本のおもてなしを感じていただき、口コミで広めてもらえれば、より多くのお客さまに来ていただけます!



口コミは、認知度を上げてくれ、新しいお客さまを連れてきてくれますよ!
ぜひ、接客英会話フレーズを身につけて、国内外からのたくさんのお客さまで繁盛するお店作りをしていってくださいね。
お客さまの英語が聞き取れるようになりたい方におすすめの記事はこちら

